鋼の錬金術師 #28「一は全、全は一」

■今後の進行上のポイントとか 過去を挟む演出手法

脚本:大和屋暁


■進行上のポイント
原作では未見の新キャラ登場(OPに出ていた黒い長髪の少年)。

過去を挟む演出手法
過去の話を挟んで行ったり来たり。分かりやすく観られたが、
それは多分、私が原作漫画を読んでいて話を分かっているからだと思う。
違う時系列とかパラレルワールドを挟んで話を展開する場合は、
その手法自体が演出として立ち上がっていないと辛い。

この手法で素晴らしかった映画は、
『デジャヴュ』*1である。

他の世界を挟むもので記憶にあるのは、どちらも漫画だが
水上悟志 『読書の時間』*2
高野文子 『黄色い本−ジャック・チボーという名の友人−』*3

if話を挟むものでは、テレビドラマと映画から
『-if-打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?*4
スライディング・ドア*5
がある。

このような手法の秀作を他にご存知の方は、コメントにて是非お知らせ下さい。
よろしくお願い致します!

*1:監督 ダニエル・シュミット 1987年 goo映画

*2:水上悟志 ヤングキングアワーズ9月号 少年画報社 2002年

*3:高野文子「黄色い本」講談社 2002年

*4:演出 岩井俊二 フジテレビ 1993年

*5:監督 ピーター・ハウィット 1997年 goo映画