2004-04-17 鋼の錬金術師 #28「一は全、全は一」 鋼の錬金術師 ■今後の進行上のポイントとか ■過去を挟む演出手法 脚本:大和屋暁 ■進行上のポイント 原作では未見の新キャラ登場(OPに出ていた黒い長髪の少年)。 ■過去を挟む演出手法 過去の話を挟んで行ったり来たり。分かりやすく観られたが、 それは多分、私が原作漫画を読んでいて話を分かっているからだと思う。 違う時系列とかパラレルワールドを挟んで話を展開する場合は、 その手法自体が演出として立ち上がっていないと辛い。 この手法で素晴らしかった映画は、 『デジャヴュ』*1である。 他の世界を挟むもので記憶にあるのは、どちらも漫画だが 水上悟志 『読書の時間』*2 高野文子 『黄色い本−ジャック・チボーという名の友人−』*3 if話を挟むものでは、テレビドラマと映画から 『-if-打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』*4 『スライディング・ドア』*5 がある。 このような手法の秀作を他にご存知の方は、コメントにて是非お知らせ下さい。 よろしくお願い致します! *1:監督 ダニエル・シュミット 1987年 goo映画 *2:水上悟志 ヤングキングアワーズ9月号 少年画報社 2002年 *3:高野文子「黄色い本」講談社 2002年 *4:演出 岩井俊二 フジテレビ 1993年 *5:監督 ピーター・ハウィット 1997年 goo映画