#30 ■内容 ■感想(観た人向け) ■感想(観てない人でも向け)

NARUTO-ナルト- NARUTO

噂の30話をSHIBUYA TSUTAYAで借りてきた。
大蛇丸が、凄い!!。
は、速いよ!速いよ!
う、うにょうにょ!
うにょうにょ動いているよ!動いているよ!

■内容
●中忍試験の三次?試験にチームでサバイバル戦というのがあって、そのさなかの話。
●変な忍びがサスケを追って来て樹上で戦闘になる。ナルトは気絶しており、サクラは手が出ず見守っている。
・サスケは写輪眼を発動させ、変な忍の動きを見通し先を読みつつ 善戦。しかし、段々と正体を現す変な忍に隙を突かれ首筋を咬まれ術を喰らう。
・変な忍は大蛇丸と名乗り、変装の破れた所から蛇の様な目を覗かせる。サスケの能力を観るために力をセーブして闘っており、術を施し満足したのかそれで去ってしまう。

●変な感覚を感じてその場へ向かう特別上忍の試験官あんこ。彼女は大蛇丸と分かって追っていた。大蛇丸の部下だったあんこは、大蛇丸は自分が殺さなくてはならない、と自ら責務を課していた。戦闘になるも、術の総てを読み切られ全くお話にならず、捨て身の術を掛けようとするが、変わり身されてて不発。逆に、サスケと同じ術を掛けられ大蛇丸を逃がしてしまう。あんことの会話で、大蛇丸は「才能があって、容姿も美しいサスケが、世継ぎの器として欲しい」ということを明かす。

●サクラは気を失っているナルトとサスケの二人を大木の根穴に隠れて介抱する。そこへ、大蛇丸の刺客である音忍チームがやってきて様子を伺っており、彼等は日の出のときが来たらやろう、と決める。
●一方、あんこも思うように動けずにいたが、木の葉の里のS級要注意人物・大蛇丸が何かを仕掛けていることを火影に伝えようとする。そこへ木の葉の里の暗部の忍がやってきてあんこに様子を聞き、中忍試験を中止しなくてはならないと言う。しかし、大蛇丸は試験を決して中止させてくれるなとあんこに釘をさしており、あんこはそうは行かないのだと火影に自ら詳しい報告をしようとするのだった。

■感想(観た人向け)
最初の組み手みたいな所は、この間のピースメイカー同様、動いている様に見えず気に入らなかった。が!
その他の表現はみな良かったと思う。動きそのものより、動作の描写のアイディアがいいと思った。
サスケ火吹き時の膨らむ感じとか良かった。見せ物だ! 二枚目役のサスケがですよ?! かなりおいしい。
大蛇丸の顔とかも面白かった。と、いうか、サスケが脳天ズガン落としを大蛇丸に喰らわせたときとか本当に面白かった。

■感想(観てない人でも向け)
前半にサスケvs大蛇丸
後半にあんこvs大蛇丸
前半だけでお腹一杯です。というか、前半で最高に盛り上がってしまい、後半なんかどう観たらいいのか落ち着かなかった。前半盛り上げ過ぎ。闘っているだけなので内容はないが、あれはどうしても盛り上がってしまう演出だった。
しかし、後半で盛り上げるにしては、あんこというキャラクターに関する前振りが少ないのは確かだ。私の提案としては、「事の重大さ+緊張感&大蛇丸のやばさ」を誇張する演出にして、また、あんこと大蛇丸の渋い関係を描いて展開させる。とかしたら成功しそう。だが、まぁ、趣味が分かれるところだろう。

前半のおかげで、後半はおまけみたいな印象になってしまった。これを問題とするか否かだが、前半の演出は神という評判が定着しているので、…いいのかな。とにかく、必見なのは確かである。