#23 

■簡単な内容紹介 ■簡単な感想

弟アルの話は本当に面白いと思うのですが、なぜ主人公一人制なのでしょうか?
エドだけに主役をはらせるのは本当にもったいないと思う。

自分の身体を取り戻す旅(現状不死身)。
というとそれだけで大河ドラマをイメージをすることができる。ただし、マダラは別。



■簡単な内容紹介
●第五研究所から病院に運ばれた鋼の錬金術師エド。そこでの事の次第を語ろうとしない彼に「もっと大人を頼れ」とお目付役のロス少尉が怒る。

●眼鏡の中佐は次の様にエドに報告。「鋼兄弟は傷の男を追って研究所に行った。すべて傷の男の起こしたこと」、と。中佐は真実を教えて欲しいとエドに言う。
ホムンクルスがいた。彼等は人間じゃなかった。囚人は材料。俺に賢者の石を作らせようとしてた。ウロボロスの印をした奴らがいた。
エドは隠さず話す。素直にちゃんと喋った彼に、話してくれてありがとうと中佐は言う。

エドの右手が壊れたので呼ばれた整備士で幼なじみのウィンリー。何も話さないエドに、心配しているのにどうしていつも何も話してくれないのかと怒る。

●兄弟はギクシャクしていた。研究所から帰ってきてから弟エドは総てに生返事しかしない。兄の方は、賢者の石がもう少しで手に入るところだったのに、人間を犠牲にすることに躊躇して弟の身体を作るチャンスを逃してしまったので後ろめたさを感じてのことだった。しかし弟は全く別の問題で兄に不信感を抱いていた。アル同じ鎧の人間に研究所で言われた内容、「魂の錬成とかなんとか言ってるけど、お前の記憶も何もかも兄が一人で作ったものなんじゃないか〜」、これが気になっていた。「自分は元は存在しない、兄さんが作った人格で、みんなが自分を騙しているんじゃないか?」 この思いをすべて兄エドにぶつけて、弟アルは逃走する。

■簡単な感想
弟が本当にビジュアル的にヤバくてドキドキした。 鎧なんですが、だるまなんです。 自分じゃ動けないし、生返事しかしないほど落ち込んでいるし、部屋の隅にいるし、ビジュアル的にまじでヤヴァかったです。その、状況の深刻さとか、悲哀の強さとか、不安感の強さとかが、明るい色調やかわいいキャラクターデザインのために、ぼかされていてそこが何だかアレに感じましたが、その分考えさせられることが多く面白かったです。