巌窟王 #7 ■内容 ■世界メモ ■感想

二回見逃したので、間で何が起こったのかはよく分からない。
が、今回も面白く真剣に視聴できた。
どこをつまんで見ても面白いアニメ。

■内容
●オペラ鑑賞中に退席する伯爵。伯爵の連れていたエルという娘が倒れたためだ。気になって後を追う主人公アルベール。更に彼を追う親友フランツ。←それに苦い顔をするフランツ許嫁。←それに気を揉む軍人くん
●アルベールはホワイエで伯爵に声をかける。伯爵はエルを抱えてそのまま帰ってしまう。アルベールはエルと伯爵の関係を「自律した」「大人の関係」と称するが、それにイマイチ賛同しきれないフランツ。そして、2人は互いの結婚相手について考える。貴族の結婚には愛がない。そんなものだろ。
●本気でフランツの許嫁に恋をしてしまった軍人くんを焚きつけるアルベール。2人で彼女の家に行き、軍人くん、直球告白!フランツの許嫁は突然のことに初め戸惑う。計画が台無しになったアルベールは軍人君を退出させ余計なフォローをする。と、許嫁は「みんな勝手よ」と怒って2人を帰す。

●フランツの許嫁ヴァランティーヌの母親は継母である。継母は自分の息子を甘やかしている。息子の相続できる財産はゼロ、ヴァランティーヌが全部貰うということを癪に思っていて、家では彼女をいびっている。
●伯爵の巧妙な自作自演で罠にはまる継母。←継母が乗った馬車の馬は機械で伯爵に操られていた。伯爵は馬を暴走させ、偶然を装って自らそのピンチを救い家まで送り、宅へ侵入成功。
●伯爵は継母を誘惑し、毒針が仕込まれた細工指輪を渡す。いけない誘惑現場をのぞき見していたアルベール(指輪のことは見えていないと思われる)。そんな彼にいつ気付いたのか、伯爵は後ろにも目があるようにバチッと彼を見やり、アルベールをおののかせる。
●一方、屋敷の奥で寝たきりのお爺様につきそっているヴァランティーヌ。軍人君の熱い告白を思い出し、「どこか遠くに行きたい」と漏らす。
●継母はすっかり伯爵の虜になり、悦に浸って指輪を眺める。

●そんなフランツ許嫁邸の外では、伯爵の部下がある金髪イケメンを牢獄から救い出していた。シャバに出て車で移動する一行はアルベールとすれ違う。金髪イケメンは、アルベールを見て、鼻でフッと笑うのだった。

■世界メモ
継母息子は、宇宙人をバカにしていた。大人は口には出さないが、一般的には宇宙人に対しての偏見があるようだ。
罪人が王国の秩序を乱したとして、容赦なくギロチンされていた。物語の舞台・未来のパリは、王の支配が強い閉塞的な国のようだ。

■感想
主人公が若干埋もれてきている気がする。あまりにも情けなさ過ぎて拾い所がなくなってきた。わざわざ彼を主人公にしたので、もう少し立たせてもいいのではないかと思う。
取りあえず、軍人君か許嫁に何らかの悲劇が待っているという理解でいいのでしょうか?二週見逃したせいか、伯爵の復讐の発端が分からないので、先読みの楽しみが半減している。
原作を読むのは負けというか反則というか逆につまらなくなると困るのでしないことにする。