知恩院集会堂(重文)で上棟式


[以下引用:
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081008STXKD016608102008.html
浄土宗総本山知恩院京都市東山区)で8日、元祖法然上人800年大遠忌記念事業で修理中の集会堂(重要文化財)の上棟式が行われた。

 大遠忌は2011年3月に始まることになっており、この日はその900日前。式では修理現場に祭壇を設営し、僧侶約10人が読経して法要を営んだ。坪井俊映門跡は「最後まで修理が無事に終わるように」と述べ、安全を祈願。

 参列者が「エイ、エイ、エイ」の掛け声に合わせて棟木を屋根に上げる曳綱の儀を行った後、直垂などの伝統衣装をまとった関係者が、古式にのっとって建物の永遠の繁栄を願った。

 集会堂は火災で焼失後、1635年に再建。法然上人の教えを受け継ぐ場として使用していたが、屋根瓦が破損して雨水が浸入するなど老朽化していた。修理は2005年7月に始まり、10年末に落慶の予定。〔共同〕(15:02)]