KURAU Phantom Memory KURAU

#2 ■内容 ■感想

7/22からアニマックスでも放送


■内容
●主人公クラウはある少女との共同生活を始める。少女にクリスマスという名を与える。クリスマスには人間社会の常識がないので、お金や仕事の概念を少しずつ教えてやる。
●主人公クラウは危険な仕事をしていた。クリスマスを養うことになり「危険な仕事はしない」と仕事の選り好みをする。事務所は始め冷たく対応するが、翻って慌てて引き留める。クラウは無くしてはならない人材なのだ。
●クラウは金持ち御曹司の婚約パーティーの警護をする。御曹司は以前付き合っていた女性の逆襲を非常に恐れている。政略結婚なので、相手の女性には興味がない。
●暇な仕事であった。会場を出ると、トイレから婚約者の女性が泣きながらかけて行くのを見る。クラウも用を足しにトイレに行くと、鏡に「help me」の文字と彼女の口紅が。
・クラウは特別な力を使って、その口紅が爆弾であることを知り、無線で事務所の人間に報告をし、爆発解除法を教わる。
●会場に戻り彼女に口紅を返すと、「こんなものでも多くの人間が傷つくのよ(みたいなこと)」と言って諭す。すると、婚約者の女性は「(自分のことを)誰も分かってくれない」とヒスを起こして泣き出す。クラウは「自分で何とかしなさい」ときつく親切な言葉をかけてやる。会場の人間がみんな振り向き、御曹司が寄って来たが、クラウはお構いなしに会場を後にし屋上へ。
●力を使って屋上へ出た彼女は、勢いを付けてビルからジャンプ!! 向こうのビルの屋上に着地すると、今度は元のビルに向かって口紅爆弾を投げつける。泣いていた婚約者の目の前で花火のように弾ける爆弾。

●クラウは家に直帰。するとクリスマスの手料理が待っていた。(クラウはクリスマスのことが心配で仕事を早く片づけた)
●マンションの屋上でクラウはクリスマスに過去に起こした事件を話す。実験に疲れ、もうできないとキレて力を暴走させ、研究者の父親の腕を消失させてしまったのだ。今は離れて暮らしている父親のことを思うクラウ。クリスマスはクラウを励まし、自分も空を飛びたいな〜みたいなことを言って力は悪いだけではないと子どもながらに気を使ってみる。
●一方、クラウの父親のところに、クラウを発見した黒服エージェント達が訪れ、もう死んだことになっている娘の写真を突きつける。父親はクラウを守るためにシラを切る。黒服立ちが帰った後、父親は「(クラウを)守ってやるからな」と固い決意の言葉を漏らす。

■感想
面白かった。
堅実で真っ当な作り。良い出来。
ただ、最後の夜行ジャンプ飛行の姿は萎えた。オリジナリティをあまりにも感じない絵だったので。