#23 ■内容 ■簡単な感想


■内容
●第5研究所で負傷した傷の男はイシュバールの民の生き残りの貧民窟で介抱されていた。
●傷の男を助けた孤児の兄弟は商店から林檎を盗み、逃げているときに鋼弟のアルに遭遇。兄エドのところを飛び出して来たアルはその二人について行く。
●貧民窟で傷の男と再会するアル。孤児の兄弟の面倒を見ているおじいさんは、地上にあった貧民街はなぜか軍の襲撃を受け、下水道に隠れている自分たちのことを軍に伝えてしまわないで欲しいと頼む。
●孤児弟は、母親の形見のロケットを無くしたことに気づいて騒ぐが、兄は「あんな奴のことなんか忘れろ」と諌める。しかし、弟はロケットを探しに地上へ飛び出していく。それを追って兄、傷の男+アルも地上へ。
●地上に出た兄弟を見つけて軍が動き出す。弟はロケットを見つけたところでさらわれてしまう。アルは自分のお目付け役のロス少尉に電話をして、イシュバールを追っているのは傭兵であることとその陣地を聞き出す。
●車に乗ったアル+傷+兄+爺。そこで兄が母親を憎む理由を明かす。軍が襲ってきたとき、兄弟は扉のすぐ側にいて、階段を上がったところにいた母親に助けを求めて手を伸ばしたのに、母親は自分たちを捨てて二階の部屋に入って扉を閉めた。だから自分たちは捨てられたんだ、と。
●傭兵の陣地で錬金術使いまくりの戦闘になる。傷の男、アル、大活躍。アルの前に、第5研究所で会ったアルと同じ鎧人間66が現れ、またもアルに精神攻撃をかけてくる。魂さえも実は練成されたものではないかと。
●ピンチのアル、しかし鋼兄エドが助けに入り、その戦闘の最中に、アルに思わせぶりにしておいて言えなかったことを告白する。「アルが自分をうらんでいるのではないか(そんな身体になったのは自分のせいだから)」、と。アルは自分の魂は実は兄が練成したものだと言われるのだと思っていたのでそこで仲直りをする(したんだと思う多分)。
●全員で力を合わせて鎧66と傭兵を倒すが、孤児弟に戦闘の最中にくさびが飛んできて胸を打つ。倒れた弟だが、ロケットが身代わりになって助かり、そしてロケットが開いて中に目の薬が入っていたことがわかる。母親は目を病んでいることを子どもに秘密にしており、件のときに見捨てたと思われたのは、実は見えてなく部屋に子どもを捜しに戻ったのだと分かる。
●大団円となって、鋼兄弟は傷の男と少し打ち解け、彼を追うのをやめて、次の隠れ場所を探しに旅立つイシュバールの民を見送る。
・一方、傭兵は雇い主に電話をかけ、「軍の命令で残党狩をしていたのに、なんで国家錬金術師が邪魔しに来るんだ」と話す。その電話の相手は大総統秘書官であった。

■簡単な感想
大変満足しました。1話の中でしっかりまとまっており、30分が少し長く感じられた。

☆近日追加更新のつもりで、未定。